はじめに


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2012/06/17

八高線の酷い駅舎3連発

今日は諸事情で八高線に乗ることになったのですが。乗ってびっくり、そこには見たこともないような酷い駅舎が存在していました。

というわけでそんな可哀想な駅舎のお話です。

まず一発目
「東福生駅」:橋上駅舎?
「ポプルス」という印刷所があることで、一部界隈ではおなじみの東福生駅です。


駅舎?

これは駅舎なのでしょうか。確かに東福生駅と書いてありますが、いくらなんでもこれは駅舎には見えません。
でもこれは駅舎です。跨線橋にしか見えませんが、これはれっきとした橋上駅舎らしいのです。券売機もちゃんとあるらしいです。
周囲では普通の町が形成されている中、このなんとも言えない駅舎は異様な雰囲気を醸し出していました。
独特な構造なのでファンとしては面白いのですが、エレベーターすらないので、利用者としてはちょっと勘弁ですね。

続いて二発目
「用土駅」:永久仮設駅舎?
いわゆる八高北線区間にある、辺鄙なローカル駅ですが…

コンテナ?いえ、駅舎です 

恐ろしいことにこれが駅舎だというのです。北海道のようなほとんど誰も降りないような駅がこうならわかりますが、曲がりなりにも首都圏の駅です。乗降客もそれなりにいます。なんでこうなったのでしょうか…

この真相は次の松久駅の駅舎の話によって明かされます。

「松久駅」:○○○じゃないもん!
さっきの用土駅の隣の駅ですが…

これは…

さて、この駅舎の画像をみて、何だと思いますか?
きっと後ろの立派なログハウス風の建物が駅舎で、他は公衆トイレかなにかだと思はずです…
いえ、実は違うのです。


真の駅舎はこの公衆トイレのような駅舎(左側にあるやつです、右側は後日新設された駅トイレです。)なのです。
なぜこうなったのでしょう、不思議ですよね?
地元が予算を削って作った?それとも有名デザイナーにデザインを担当させたらこうなった?どうなのでしょうか。

いえ、なんとこれ、JRが老朽化した普通の木造駅舎を建て替えたらこうなったらしいのです。

驚くべき事実です。
 
Wikipedia - 松久駅
を見ると、後ろのログハウスが無かった時代に外から見た駅舎の画像がありますが。相当酷いデザインです。
地元の議会でも話題になったくらいだそうで、それを隠すために無理やりつくられたのが、後ろに見える駅舎の様に見えるログハウス風の建物です。しかもこれはJRが作ったものではなく、自治体がお金を出して作ったそうです。(さっきの画像の右にある本物のトイレも自治体が作ったそうです。)

実は、さっきの用土駅も建て替え計画が進んでいて、最悪このような駅舎になる可能性が出ていました。しかし、この駅舎に懲りた地元がJRに駅舎の再デザインを要求したことから、話がうやむやになりました。結果旧駅舎の取り壊しのみが行われ、新駅舎の代わりにあのみすぼらしい仮駅舎で営業しているそうです。可哀想に…

鉄道でその町に訪れる客にとっては最初に見るものである、駅舎。ある意味町のシンボルともいうべき物が酷いことになってしまうと、町全体のイメージダウンにもつながりかねません。鉄道会社はこういった部分をしっかり考慮して駅舎を作ってほしいものです。


以下オマケ

 
E233系3000番台L編成

前面行先が、今は亡き東海道御殿場線の山北行きでした…

2012/06/03

アルテシア 秋葉原店に行ってきた

6月2日に新装開店した謎の貸しレイアウト屋に行ってきました。秋葉原の「ホビーランドぽち」(いわゆる「ぞぬ」)の目の前にある、アルテシアというお店です。アルテイシア(わかる人いるかな?)ではなくアルテシアです。ちょうど始まったばかりで、とにかく未完成なのが目立ちますが、これからに期待できそうな店です。

どうやら初めての貸しレイアウト利用者だった模様。
このホワイトボードの感じも新規出店であることを感じさせます。
ちなみに200円で借りることができるレンタル車両は475系と103系、マニアックな選択です。

某荻窪のお店の所為で「貸しレイアウトのみ」を本業として新規出店するお店は失敗するという話が有名になってしまいましたが、このお店は中古模型の買い取り・販売も行う上、副業のようなので某荻窪のように資金のやりくりがつかなくなり一瞬で閉店してしまうというのはなさそうです。ちなみに最近はやりのDDFフランチャイズ店ではありません。 そのためFC料をぼられるわけじゃないというのも閉店の確率を減少させています。ただビルは貸しビルらしいので賃貸料をずっと払えるかが不安ですが、まぁ普通は大丈夫でしょう。

レイアウト全景、とにかく寂しい・・・
奥に見える発泡スチロールは工事中の山岳路線です。
今回は地上外側線を借りました。
ホーム配置が変な感じですが気にしないでおきます。

現在の貸しレイアウト部の路線の配置は地上線2本、高架線2本と、オーソドックスな配置の貸しレイアウトですが、さらにもう2線山岳路線ができる(奥に見える白色の謎の発泡スチロールがその土台です。)ようです。この山岳路線は勾配とR243の急カーブを擁すことになるようで、秋葉原ではひさびさの本格山岳路線になりそうです。レールはトミーテックのファイントラックを用いています。ただコントローラーはトミーのN-600なので、ハイパワー編成を走らせると容量が足りなくなるのが痛いですね。(一応不足した場合は大出力コントローラーを貸してくれるサービスもあります。)

レイアウトで一番密度が濃いのがここらへんになるのでしょうか・・・
それでもまだ寂しさを感じます。

珍しく自動信号機があるのが特徴です。これはなかなか他のレイアウトでは見られません・・・
こういうこだわりは評価できますね。

情景パーツは現在は信号機とプラットホーム、鉄橋、そして湖モドキがある以外は何もなく、きわめて殺風景です。しかし、ストラクチャもこれから新設予定だそうなので、あと数か月したらにぎやかになっていることでしょう。あと、自動信号機が破壊されないことを願います。これはよく破壊されるんですよね・・・

S字を駆け、高架駅の横を通過する100系スペーシア
手前にあるのは山岳路線のパーツ?です。

未完成の現在は1h/300円で走らせられますし、完成後もできる限り走行料はリーズナブルにしたいと言っていたのでとても良い貸しレイアウトになりそうです。(やんちゃな連中に汚染されないか心配ですが・・・)
さらに、関西の貸しレイアウトのように、軽食などの販売も行うそうなので、将来的にはさらに面白くなりそうです。

店員の方も、皆いい人ばかりなので、秋葉原に来たら、皆さんぜひご来店ください…

リンク
鉄道模型 販売 秋葉原 アルテシア

追記:大Typoしでかしてました。失礼いたしました。