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2012/04/22

東京地下鉄道1000形

1000系の営業開始に合わせて、東京地下鉄道(営団)1000形を地下鉄博物館に見に行きました。

地下鉄博物館に保存されている東京地下鉄道1000形は、館内に再現された上野駅のホーム脇にたたずんでいます。
実際に近くで見てみると、新型の1000系とほぼ同じ色で、85年近い時を経てこの色を再現した技術者たちの努力には感服せざるを得ません。
また、車両側から見て左側にくっついている簡易幌も、時代を感じさせる装備です。1000系でもこれを再現してくれたらまた面白かったのですが、現代の基準では無理ですね。

ホーム上は暗い中に明るく輝く黄色い電車がたたずむという、ギャップを感じさせる環境ながら、なかなか雰囲気の良い場所です。

この側面行先表示板を見ると、1000系で採用された側面LED行先表示機を思い出します。媒体は違いますが、こういった部分も原点回帰なんでしょうね。また、屋根の上に通 風器(ガーランドベンチレータ)が乗っかっているのが目立ちます。営団1500形(非N)あたりからこれは廃され、1000系にもついてはいません。ダ ミーを設置してくれたら面白かったのですが、メンテナンスが大変なので無理でしょうね。

 
車内に入ると、木目調の金属板(ちょいと触ると金属だとすぐわかります)+間接照明というモダンなスタイリングが私たちを出迎えてくれます。ただ、間接照明は雰囲気は良いのですが暗く、現代を走る1000系と比較すると、正反対の印象を受けます。有楽町・副都心線の10000系でも採用されましたが、すぐやめてしまった(支持具を伸ばして半間接照明化)理由がわかる気がします。
それにしてもここにおいてある人形、往時の雰囲気を出すのには一役買っていますが、車内が暗いためちょっと不気味です。


こうやって比較してみると、やっぱり1000系は似ているようで全然違う車両ですね。

ついでに営団2000形の模型も見てきました。次の制作予定RSPIです・・・

そして、帰りに日本橋まで戻ったら1000系が来たので渋谷まで乗って行きましたとさ・・・(一日乗車券を使用しています。)

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